『糖質ゼロとか糖類ゼロってよくみるけど、なんなんだろう…?』
『糖質ゼロとカロリーゼロってどっちがヘルシーなんだ…?』
お店に行くと「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」などのなんとなくヘルシーそうな言葉を目にします。
ですがこれらの言葉の違い・意味を理解している人はほとんどいないのが現状です。
「知らずに食べて実はダイエットの妨げになっていた」なんていうことにもなりかねません。
この記事を読めば、意外にダイエットに不向きなもの、一見ヘルシーですが副作用的にダイエットの妨げになるものがわかります。
「ゼロ」「オフ」などの表示のトラップに騙されることがなくなりますよ!
- カロリーゼロと糖質ゼロはまったく別物です
- 糖類は糖質の一部です
- ダイエット中に甘いものを食べたければ和菓子がいいです
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今回の内容は、痩せたいあまりついつい騙されてしまいやすい言葉のトリックのお話です。
知っているかどうかでダイエット生活に大きく影響してきます。
目次
カロリーゼロと糖質ゼロはまったく別物です
「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」言葉のニュアンスは似ていますがまったくの別物です。
- カロリーゼロは人工的に作られた甘いものです
- 糖質ゼロはヘルシー思考のために作られた主食です
- 人工甘味料は依存性があります
カロリーゼロは人工的に作られた甘いものです
カロリーゼロの食品は、人工甘味料によって作られた甘いものです。
人工甘味料は砂糖の何百倍も甘いので、ごく少量の使用ですみます。
- 人工甘味料には、砂糖の何百倍〜何万倍の甘さのものまであります
- ごく少量の使用であれば「カロリーゼロ」と表記ができます
実は、100gあたり5kcal未満であれば「カロリーゼロ」という表記ができます。
つまりカロリーゼロと言いつつ、本当はごくごくわずかな人工甘味料が含まれているというわけです。
糖質ゼロはヘルシー思考のために作られた主食です
糖質ゼロの食品は、本来糖質で作られている部分を糖質以外のもので代用して作っているものです。
例えばこんにゃくで作った糖質ゼロ麺などが代表的です。
- 糖質がゼロなだけでカロリーはゼロではないです
- ごく少量の使用であれば「糖質ゼロ」と表記ができます
実は、100gあたり0.5g未満であれば「糖質ゼロ」という表記ができます。
また糖質の代わりにタンパク質などで代用しているためカロリーはゼロではありません。
ヘルシーなことに変わりはありませんが、カロリーの計算をしている場合などは注意しましょう。
人工甘味料は依存性があります
カロリーゼロの食品に使われている人工甘味料には、依存性があります。
- 甘さが強烈すぎて脳が麻痺する
- 血糖値が上がらないので脳がもっと甘いものを欲する
自然界にない甘さで脳を騙すのが人工甘味料です。
甘いのに血糖値が上がらないため、脳が混乱してもっと甘いものを欲するようになります。
すると結局甘いものを摂りすぎてしまうことになります。
適量であれば問題はないですが、甘みの全てを人工甘味料から摂るのは危険だと言えます。
カロリーゼロ食品はあくまでも補助的に摂るようにしましょう。
糖類は糖質の一部です
糖質と似た言葉で「糖類」というものがあります。
お酒のパッケージなどによく書いてありますね。
糖類というのは糖質の一部です。
- 糖類:単糖類(ブドウ糖、果糖)と二糖類(砂糖、乳糖)
- 糖質:単糖類(ブドウ糖、果糖)と二糖類(砂糖、乳糖)と多糖類、甘味料、糖アルコールなど
「糖類ゼロ」だからと言って「糖質ゼロ」ではありませんので注意しましょう。
ダイエット中に甘いものを食べらければ和菓子がいいです
ダイエット中に甘いものが食べたくなったら和菓子をオススメしています。
- 洋菓子に比べて脂質が少ない
- 人工甘味料は依存性があるのでなるべく避けたい
洋菓子はクリームに脂質が多く使われてしまっています。
和菓子であればほとんど脂を使っていません。
糖質は多いですが、比較的安心して食べることができます。
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【ダイエット】おやつは和菓子かフルーツがオススメです
まとめ:なるべく自然食で栄養を取るのが重要
ゼロ食品は人間に都合のいいように作られていますが、その分体への負担も大きいです。
基本的には自然食で甘みも糖質も摂るように心がけましょう。
『カロリーゼロだからどれだけ食べても太らない』と思って摂りすぎると、甘いものが止まらなくなってしまいます。
当然ですが、自然食に勝るものはありません。
自然食でどれだけうまく栄養を摂れるかがダイエットの鍵となりますよ!