お酒のカロリーを比較してみた!定番のあのお酒は実は要注意!




 

夏が近づいてくるとお酒が美味しくなってきますよね。夏の暑い中に飲むキンキンのビール、最高です。

 

でもそれと同時に夏は特にお腹が気になりませんか?

 

特に「お酒はカロリーが高い」「お酒を飲むと太る」など噂があるので気になる方も多いと思います。

 

そこで今回はお酒のカロリーをまとめてみます。

 

この記事の内容
  • 「お酒を飲むと太る」の真相
  • 定番のお酒のカロリー比較
  • 何がオススメ?太りにくいお酒の紹介
  • お酒で太りにくくするポイント

 

最後までご覧ください。

 

出典・画像参照
サントリー公式HP(https://products.suntory.co.jp/beer/)
アサヒ飲料公式HP(https://www.asahibeer.co.jp/products/)
キリン公式HP(https://www.kirin.co.jp)
サッポロビール公式HP(https://www.sapporobeer.jp)
コカコーラ公式HP(https://www.cocacola.co.jp/brands/alcohol_/lemondo01)

 




 

「お酒を飲むと太る」の真相

以前にハイボールは低カロリー?アルコールのカロリーは実は太らないでも紹介しましたが、お酒=太るというのは半分正解の半分間違い、といったところです。

 

アルコール自体には1gあたり7kcalのカロリーがあり、これが太る原因という説があります。

 

しかしお酒のカロリー自体は「エンプティカロリー」と呼ばれ、体温を上昇させるのに使われてエネルギーとして体内には蓄積されません。

 

それではなぜ半分は正解なのか?それには2つ理由があります。

①アルコールは胃袋を刺激する
アルコールは胃袋を刺激し、脳はそれを食欲と勘違いしてしまいます。さっきまでそうでもなかったのにお酒を飲んだらお腹が減ってきた、なんていう経験誰しもあるのではないでしょうか。

 

②お酒にはアルコール以外に糖質が多く含まれている
当然お酒にはアルコールだけでなく、原料となるものが含まれています。この原料により、お酒によってはかなり糖質が多くなっています。

 

このうち①はアルコールが含まれている限り避けることはできないので、お酒で太りにくいようにするには②の糖質量を抑えていくことが重要になります。

 

 

定番のお酒のカロリーを比較してみる

それでは定番のお酒のカロリーと成分を比較しながら、どのお酒が太りにくいのかを考えていきましょう。

 

ビール・発泡酒

 

①ビール
定番のお酒、ビール。 ビールこそ一番太りやすそうなイメージですがあながち間違いではなく、糖質がかなり多めなのがお分かりいただけると思います。 特にビールはグビグビ飲むタイプのお酒ですので注意が必要です。
ビールのカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
ザ・プレミアム・モルツ 350 麦芽・ホップ 5.5 164 1.4~2 0 12.7
ザ・プレミアム・モルツ
<香る>エール
350 麦芽・ホップ 6 161 1.4~2.1~0.6 0 10.5
キリン一番搾り 350 麦芽・ホップ 5 140 1.4 0 9.4
キリンラガー 350 麦芽・ホップ・米・コーンなど 5 147 1 0 11.5
ハイネケン 350 麦芽・ホップ 5 147 0.7~2.4 0 8.4~14
スーパードライ 350 麦芽・ホップなど 5 147 0.7~2.8 0 10.5
オリオンビール 350 麦芽・ホップ・米・コーンなど 5 147 1.7 0 10.5
サッポロ生ビール黒ラベル 350 麦芽・ホップなど 5 140 1 0 10.5
エビスビール 350 麦芽・ホップ 5 147 1.7 0 11

 

 

②発泡酒
ビールよりもお手頃な金額で買える発泡酒。ビールは少し高いので、家にストックしているのは発泡酒という方も多いのではないでしょうか。ビールとの違いは主に原料における麦芽の使用量なのですが、カロリーはどのように変わるかを見てみましょう。
発泡酒のカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
金麦 350 発泡酒、スピリッツ 5 150 3.5~1 0 11.5
金麦<糖質75%オフ> 350 発泡酒、スピリッツ 4 105 0~0.7 0 5.9~9.1
淡麗極上<生> 350 発泡酒、糖類など 5.5 162 0.7 0 11.5
のどごし<生> 350 ホップ・糖類・大豆タンパクなど 5 129 0.7 0 9.8
スタイルフリー 350 麦芽・ホップなど 4 84 0 0 0.3~2.2
本生ドラフト 350 発泡酒、糖類など 5.5 162 0 0 12.6
ZERO 350 麦芽・ホップ・スピリッツなど 5 105 0~0.3 0 2.8~5.2
麦とホップ 350 発泡酒、スピリッツ 5 162 1.4 0 12.6

 

ビールと発泡酒の違いについてはこちらの記事にとてもわかりやすく説明されていますのでご覧ください。

→「ビール」と「発泡酒」って何が違うの?今さら聞けない、ビールのはなし。ビール女子

 

 

③ノンアルコールビール
お酒を飲んだ気分になれるノンアルコールビール。冒頭にも書いた通りアルコール自体にカロリーがあるので、ノンアルコールはカロリーがグンと下がります。またアルコールと合わせて糖質ゼロやカロリーゼロのものもあるので、体への負担は少ないと言えます。
ノンアルコールビールのカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
オールフリー 350 麦芽・ホップなど 0 0 0 0 0
グリーンズフリー 350 麦芽・ホップなど 0 31 0.3 0 7.7
ドライゼロ 350 ホップ・大豆ペプチドなど 0 0 0 0 1.4~4.9

 

糖質ゼロ・カロリーゼロなどの言葉が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

→0カロリー食品は痩せるのか?甘いのにカロリーが無い秘密この記事を読む
→「糖質ゼロ」と「カロリーゼロ」って違うの?どっちが痩せるの?この記事を読む

 

カクテル類

 

定番シリーズ
なんだかんだでパーティやBBQには欠かせないカクテル。甘くて飲みやすいので女性に人気ですが、甘いということはその分当分が多いです。驚くほど糖質が多いものもありますので、よく飲まれる方は注意していください。
カクテルのカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
ストロングゼロシリーズ 350 レモン・ウォッカなど 9 189 0 0 1~2.8
ほろよいシリーズ 350 乳酸菌飲料・スピリッツ・糖類など 3 206 0 0 36
のんある気分 350 レモン果汁など 0 0 0 0 1.7~3.5
氷結シリーズ 350 レモン果汁・ウォッカなど 5 162 0 0 13.6
氷結ストロングシリーズ 350 レモン果汁・ウォッカなど 9 189 0 0 4.2
本搾りシリーズ 350 グレープフルーツ・ウォッカ 6 162 0 0 9.1
檸檬堂 定番レモン 350 レモン・スピリッツ・糖類など 5 168 0 0 16.8
檸檬堂 塩レモン 350 レモン・スピリッツ・糖類など 7 203 0 0 16.1
檸檬堂 はちみつレモン 350 レモン・スピリッツ・糖類・蜂蜜など 3 164 0 0 25.9
檸檬堂 鬼レモン 350 レモン・スピリッツ・糖類など 9 280 0 0 24.8

 

ハイボール

 

ハイボール
お酒の中でも太りにくいと言われるハイボール。アルコール度数が高めなのでカロリーは高めですが、糖質の少なさが太りにくいと言われる理由です。
ハイボールのカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
角ハイボール 350 ウイスキー・レモンスピリッツなど 7 168 0 0 7.3
トリスハイボール 350 ウイスキー・レモンスピリッツなど 7 171 0 0 7.7
トリスハイボール<コーラ> 350 ウイスキー・レモン浸漬酒など 6 227 0 0 27
ジムビームハイボール 350 ウイスキー・レモンスピリッツなど 5 130 0 0 7.3
ホワイトホースハイボール 350 ウイスキー・糖類など 6 154 0 0 8.4

コーラハイボールはやはりコーラの分糖質が高いですね。

 

梅酒

 

梅酒
梅酒は甘いので比較的カロリー高めですが、ロックや割って飲むのが通常なのでそこまで気を付けなくても大丈夫です。飲み過ぎてしまうことはないように気を付けましょう。
梅酒のカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
梅酒にしませんか 500 梅・アルコール・スピリッツなど 8 505 0 0 68.5

 

焼酎類

 

焼酎類
通常の焼酎のように水割りやロックで飲む分にはとてもヘルシーですが、鏡月のように甘い味付けのものは非常に糖質が多いので要注意です。
梅酒のカロリー一覧
内容量
(ml)
原材料 アルコール度数
(%)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
ふんわり鏡月 700 16 917 0 0 72.1

 

ワイン

 

ワイン
ワインは白・赤ともにアルコール度数10~15%ほど、糖質は100gあたり1.5~2gほどと言われています。果物から作っていますがそこまで糖質が多いわけではないです。

 

 

何がオススメ?太りにくいお酒の紹介

身近な商品を例にざっといろいろな種類のお酒を見てきましたが、中でも太りにくいお酒というのはどれになるんでしょうか?

 

これはずばり蒸留酒です。

蒸留酒とは?
蒸留酒とは穀物から作ったアルコールをさらに蒸留してアルコール濃度を高めたもので、アルコール度数が高く通常は割って飲むのが特徴です。

 

この時割るものにカロリーがあると本末転倒なので、水割りやソーダ割がオススメです。

 

よく飲まれているのはウイスキーをソーダで割ったハイボールや、焼酎をソーダで割ったチューハイあたりかと思います。

 

逆に太りやすいお酒は?
太るのはアルコールのカロリーではなく糖質のカロリーなので、糖質が多いお酒が要注意です。先ほどの商品比較の結果、最も糖質が多いのはほろよいシリーズでした。甘くて飲みやすいお酒ほど糖質が多くて太りやすい傾向はあります。

 




 

お酒で太りにくくするポイント

お酒のカロリーについてみてきましたが、カロリーが高いと言ってもたかが飲み物ですし、ましてや脂質は含まれていません。

 

となれば太るのはお酒と一緒に食べるおつまみが原因です。

 

詳しくはヘルシーなお酒とおつまみを紹介!居酒屋でもダイエットを忘れずににて紹介していますが、油物をなるべく避けることがポイントです。

 

 

まとめ:お酒はある程度好きなものを飲んで問題なし

いろいろ比較してみた結果、お酒自体で太ることはあまりないとわかりました。

 

それよりもお酒を飲む量、お酒と一緒に食べるおつまみに気を遣うことで太るのは避けられそうです。

 

ただし、お酒を飲むと体(肝臓)がアルコールを分解しようと働いてしまうため、タンパク質を吸収しづらくなってしまいます。

 

せっかくボディメイクのために高タンパクな食事を心がけていても思わぬ足止めを食らってしまうので、ボディメイク中の方はトレーニングをする日はお酒を飲まないなどするようにしましょう。

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