『ランプの宿って興味あるけど、どうなってるのかいまいちよくわからない』
『能登半島でオススメのグルメや観光スポットを知りたい!』
日本三大パワースポットと言われている、「ランプの宿」。
その中がどんな作りになっているか、気になりませんか?
いざ泊まってみようと思っても、そこそこお高いのでつい躊躇してしまいますよね。
そんなランプの宿に実際に泊まってみました。
この記事ではできるだけ詳しく中の作りや食事、周辺の観光について紹介していきます!
- ランプの宿って何?
- ランプの宿の中を紹介!
- ランプの宿ではこんな食事が出ます
- ランプの宿に行くなら併せて行ってみて欲しい!
ホームページを見てもあまりイメージがしづらいので、写真多めに紹介していきます。
気になっている方は参考にしてみてくださいね!
目次
ランプの宿って何?
ランプの宿とは、石川県珠洲市の崖下にひっそりとある旅館です。
かつては電気も水道も通っておらず、ランプの灯りのみで運営をしていました。
今は安全面から電気は通っていますがランプも使われているため、夜になると非常に幻想的な雰囲気になります。
アクセス
珠洲市は、石川県能登半島の最も先端にあります。
ランプの宿はその中でも最先端にあることから、パワースポットにもなっています。
アクセス方法としては、のと里山空港か金沢駅から車で向かいます。
空港からランプの宿までは、車で1時間ほどです。
レンタカーでもいいですし、のと里山空港からは「ふるさとタクシー」もあります。
一番楽な行き方になりますので、悩んだらこの方法にしましょう。
新幹線で行くなら、金沢駅から車で行くことになります。
ただし、車で2時間半〜3時間ほどかかりますので余裕を持った旅程が必要です。
能登半島を縦断することになるので、能登の観光スポットに寄りながらゆっくり向かうのもいいですね。
ランプの宿の駐車場は少しわかりにくいので注意してください。
専用の駐車場はないので、隣接する空中展望台の駐車場に停め、送迎バスで崖下まで送ってもらいます。
送迎バス以外では崖を降りられませんので気をつけましょう。
また送迎はチェックイン時間に併せてきてくれます。
予定が変更になる場合は必ず連絡を入れましょう。
予約方法
以前は楽天トラベルから予約ができたのですが、今は公式HPからのみとなっているようです。
非常に人気な上にキャパシティも多くないので、早めの予約が肝心です。
ランプの宿の中を紹介!
それではお待ちかね、ランプの宿の中を紹介していきます。
実際に撮った写真とHPの写真を拝借しながら紹介していきますね!
建物の作り
- 上から見た様子
上の写真で、手前に並んで見える2階建て4棟が「離れ 波の離宮」で、グレードの高い部屋になります。
奥に見えるのが本館で、受付フロント・食事処・温泉・客室などがあります。
本館前の様子
- 本館正面です
送迎バスで本館の前に着きます。
本館でチェックインをし、本館に泊まる方はそのまま奥へ、離れに泊まる方は離れへと向かいます。
今回私は通常の部屋で予約していたのですが、キャンセルが出たとのことで離れに無料アップグレードになりました。
離れは1泊2食付きで¥55,000!
驚きです。
というわけで、本館から離れに向かいます。
本館→離れへ向かう中庭
- 向こうに見えるのが離れです
- 水面の映る明かりが幻想的です
本館と離れの間は中庭になっていて、プールがあります。
このプールのすぐ右側にはバーがあり、夏にはプールでくつろぎながらお酒をいただくことができます。
- Cafe & Bar プールサイド
このプールが離れの前まで続いています。
離れの様子 外観
- プール側から見た様子
- 廊下の様子
- すぐ目の前は海です
離れは全部で4棟あり、廊下でつながっています。
私の泊まった棟は一番手前(本館側)でした。
プールは先ほどの中庭のものが続いてきていて、夏にはプールで遊ぶことができるようです。
目の前はすぐ日本海ですので、贅沢なプライベートプールのような感じです。
離れの様子 室内
それではお待ちかね、離れの室内の様子をご紹介します。
- 1階の様子①
- 1階の様子②
- 2階の様子
奥の障子の向こうがテラスになっています。
テラスを出ると目の前にプール、その向こうに日本海が広がっています。
また階段で2階に上がると、寝室スペースがあります。
- テラスの様子①
- テラスの様子②
- 2階からテラスを見下ろした様子
テラスで横になって波の音を聞くもよし、夜には星を眺めるのもよしです。
周りに明かりがないので、満点の星空がよく見えます。
ちなみに、このランプの宿にはテレビがありません。
波の音、星の瞬きに心を預け、自然と一体となって過ごすことができます。
貸切露天風呂
離れの一番本館寄り、プールに浮かぶような形で貸切露天風呂があります。
- 貸切露天風呂からの眺め
きれいに四角く切り抜かれていて、写真のような景色を見ることができます。
本当に幻想的なお風呂です。
お風呂
一般のお風呂は、男女ともに本館にあります。
男女それぞれに露天風呂がありますが、入れ替わりではないので片方だけ楽しむことができます。
- 男性露天風呂
- 女性露天風呂
男性の方は遮るものなく、非常に開放的な雰囲気です。
女性の方は洞窟風呂になっており、洞窟の上にも登ることができます。
どちらも満天の星空を眺めながら浸かることができます。
星の瞬きが聞こえてきそうな、静寂の中での露天風呂は至福そのものです。
ランプの宿ではこんな食事が出ます
施設の紹介が長くなってしまいましたが、続いてお食事を紹介します。
お食事処は、本館一階のフロントの近くにあります。
海を眺めながら、絶品海の幸を楽しむことができます。
夕食
- 主菜
- ご飯
- お刺身
- お吸い物
- 能登牛のしゃぶしゃぶ
夕食はお刺身をワンポイントにし、メインは能登牛のしゃぶしゃぶでした。
ドーンと派手なお造りがくるかと思っていましたが、宿の厳かな雰囲気に合わせた、落ち着いたお食事でした。
どれも非常に手の込んだ作りになっていて、当然どれも美味しいです。
特に能登牛のしゃぶしゃぶは、脂の甘味を存分に楽しむことができます。
朝食
朝食は、干物とお味噌汁を中心にご飯をいただくスタイルです。
小鉢のものまでどれも美味しく、ご飯3杯は食べられます。
特に小鉢の中にあった「岩のり」がとてもおいしかったです。
お味噌汁にも入っていたのですが、水で戻って「シャキッ」とした食感と共に、海苔のいい香りが広がります。
お土産用にも買いましたが、また行ったら買いたいと思います。
ランプの宿に行くなら併せて行ってみて欲しい!
能登半島の端っこなんて、なかなか行く機会もないですよね、
なので、せっかく行くからには周辺の有名どころはぜひ行ってみてください。
私のオススメをいくつか紹介しておきます!
輪島の朝市
私の一番のオススメは、輪島の朝市です。
日本三大朝市の一つで、のと里山空港からもほど近いです。
午前中しかやっていないので、空港からまず向かうことをオススメします。
お魚はもちろん、野菜や食器もたくさん売っていて非常に面白いです。
また輪島名物「輪島塗」のお箸や食器は、ここで買うと一味違います。
朝ドラ「まれ」の舞台になった場所ですので、ゆかりのものがたくさんあります。
まれ好きの方にもオススメです。
お寿司
- 「寿司処 伸福」さん
朝市があるほどなので、超新鮮な海鮮をいただくことができます。
特にこの辺りは高級魚「のど黒」がありますので、ぜひ一度は食べてみて欲しいです。
白米千枚田の棚田
輪島よりももう少し先端にいったところに、白米千枚田の棚田があります。
ポストカードになるほど名物の景色ですので、ぜひとも実際に見てみてください。
写真でも綺麗ですが、実物はその何倍も美しいです。
夜にはライトアップされますが、個人的にはこの青と緑のコントラストを見てみて欲しいです。
聖域の岬 青の洞窟・空中展望台
日本三大パワースポット、聖域の岬「青の洞窟」と「空中展望台」です。
ランプの宿のすぐ隣、崖上の駐車場に戻ってから入ります。
せっかくランプの宿に来たんだから、ここには行っておきましょう。
- 空中展望台
- 青の洞窟
一つ一つのアトラクションがとても魅力的です。
まとめ:金沢から北上すると、素敵な世界が広がっています
『今度の週末は金沢に行こうかな!』
北陸新幹線の開通により、金沢に訪れる観光客が増えました。
しかし、そこから北上して能登半島まで行ったことはありますか?
行ったことがなければ、こんなにもったいないことはありません。
そこには、金沢のようなシティ感とはかけ離れた、現地の文化が色濃く残っています。
絶品の北陸の幸も、金沢よりも新鮮に安く楽しむことができます。
金沢を攻略したら、次は能登半島まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
旅行の記事一覧
出典・画像参照:「ランプの宿」HP http://www.lampnoyado.co.jp/