『玄米ってなんでダイエット向きって言われてるんだろう…?』
『炭水化物を食べながらできるダイエットは無いのかな…』
炭水化物に関する悩みは、ダイエッターにはよくあることです。
この記事では、ダイエットでもかなり重要な「GI値」のお話をします。
炭水化物に大きく関係してきます。
- GI値を知っていれば10倍早く痩せられます
- 主な食品のGI値
- 主食を低GI食品に置き換えるだけでダイエットできます
- 低GI食品は外食でも食べられます
GI値の知識があれば、無理にご飯を我慢することがなくなります。
納豆・卵・刺身・肉など、ご飯ならではの美味しさを味わいながらダイエットすることができますよ!
目次
GI値を知っていれば10倍早く痩せられます
「GI値」というものを理解しているだけで、10倍早く痩せることができます。
なぜなら、GI値はカロリーのように一般的に表に出てくる数値ではないからです。
- GI値ってなんなの?
- 血糖値が上昇すると太りやすい
GI値ってなんなの?
GI値とは「Glycemic Index」の頭文字をとったものです。
血糖値がどのくらい上昇するかを数値化したものになります。
- GI値が高い…血糖値が上昇しやすい
- GI値が低い…血糖値が上昇しにくい
この「血糖値の上昇」が、ダイエットに非常に大きく関係してきます。
血糖値が上昇すると太りやすい
人間は血糖値が急激に上昇すると太りやすくなります。
つまりGI値の高い食品は太りやすいということです。
- 血糖値が上がると、肝臓からインスリンというホルモンが出てきます
- インスリンは血液内にある糖分を各細胞に届け、血糖値を下げます
- それと同時に、インスリンは余った糖分を脂肪にして蓄えようとします
少しわかりづらいので例を出してみますね。
10軒の家に出前を配達するとします。
この時の出前を血液中の糖分、配達員をインスリン、配達先を各細胞だと思ってください。
- GI値の高い食品を食べてインスリンがたくさんでる場合
20人前の出前が準備されて、20人の配達員が来たとします。
すると10食は配達されますが、10食は余ってしまいます。
この余った10食分が脂肪になるというわけです。
- GI値の低い食品を食べてインスリンがあまりでない場合
20人前の出前が準備されたものの、配達員を10人しか呼ばなかったとします。
すると10食分を配達した後に、もう一度配達に向かうことになります。
既に1度目の分を食べ終わっていて、2度目も配達できるところがあるかもしれません。
結果として、先ほどよりも脂肪になる分が減るということになります。
血糖値の上昇は眠気も招くので、食後に眠くなるのは血糖値が原因です。
主な食品のGI値
身近な食品のGI値を紹介します。
血糖値なので、主に炭水化物に大きく関わってきます。
- GI値が低いものは茶色っぽい
- GI値が低い=低カロリーではない
GI値が低いものは茶色っぽい
GI値が低い主食をみると玄米・そば・全粒粉など茶色っぽいものが多いことがわかります。
この理論は結構便利で、例えば砂糖と黒糖でも同じことが言えます。
ぜひ覚えておいてください。
ちなみにGI値が高い食品の特徴は白っぽいことです。
GI値が低い=低カロリーではない
ここまで聞くとGI値が低ければ太らなそうな気がしてきますよね。
しかしGI値とカロリーは一切関係がありません。
例えば白米と玄米のカロリーはほとんど同じなのです。
太りにくいからと言ってたくさん食べてしまうのはNGです。
これはダイエット始めたてに私もやってしまった勘違いですので、気をつけてください。
主食を低GI食品に置き換えるだけでダイエットできます
無理に主食を我慢しなくても、低GIの食品に置き換えるだけでダイエットができてしまうんです。
- 低GIの主食は実は栄養がかなり豊富
- 低GIの主食は腹持ちがよく食べ過ぎを防げる
低GIの主食は実は栄養がかなり豊富
低GIの食品は実は栄養豊富です。
例えば玄米は白米よりもはるかに多くの栄養が含まれています。
玄米のもみや殻を捨てると白米になるのですが、そのもみや殻にたくさんの栄養が含まれているからです。
なのでダイエット目的だけではなく、単純に体に良いのです。
低GIの主食は腹持ちがよく食べ過ぎを防げる
血糖値がゆっくり上がると腹持ちが良くなります。
その結果、間食や食べすぎをしてしまうことが少なくなります。
先ほどの出前と配達の例を思い出してください。
配達員が少なければ出前を2つ食べられるところもありましたね。
低GIの食品はとことんダイエットに良いことばかりです。
低GI食品は外食でも食べられます
今では外食でもGI値まで気を使っているお店が増えています。
私も外食する際にはなるべくそういうお店を利用するようにしています。
ただし低GIの主食でもおかずのカロリーが高いことがあるので、よく見極めることが重要です。
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【ダイエット】安心して外食できるお店5選を紹介
まとめ:主食をGI値の低いものに置き換えるだけでダイエットになる
ダイエットだからと言って糖質を制限してしまうのは非常に危険です。
それよりも、糖質をもっとダイエット向きなものに変えた方が健康的ですよね。
ダイエットを長く健康的に続けたい方は、このGI値の考え方を覚えておくと効果的です。
カロリーのように商品に書いていないので、知っているかいないかが大きなポイントとなります。
今回のキーワードは『茶色っぽい炭水化物』です。