寒くなってくるとおいしい料理を食べながらしっぽりと飲みたくなりませんか?
今回は東京の隠れた飲兵衛の街「西荻窪」より、「珍味亭」さんをご紹介させていただきます。
本場台湾の珍味が安く楽しめるお店です。
珍味好きな方は是非行ってみてください。
西荻窪「珍味亭」とは
東京の西荻窪という町をご存知でしょうか?
JR吉祥寺駅の1つ隣に位置する小さな町です。
そんな西荻窪は一度降りたことのある方ならわかりますが、飲み屋さんでかなりにぎわっています。
ホームに降りた瞬間から焼き鳥屋さんの煙の臭いがしてきます。
南口から徒歩2~3分の所に珍味亭はあります。
建物はかなり年季が入っています。
知っている方でないとなかなか初見では入る気にならないかも・・・?
台湾料理が美味しい!
暖簾にも書いてあるとおり、珍味亭は「台湾料理」を出しているお店です。
カウンターに大皿で盛られている風景はなんとなく「千と千尋の神隠し」冒頭のシーンを思い出させます。
そういえばあの映画も台湾の九份が舞台と言われていますね。
料理の内容は映画と異なりますが、こんな感じのものが盛られています。
豚足は食べればわかりますが骨が太いのでほとんどコラーゲンで、クセは全くなくとても食べやすいです。
たまにラッキーでお肉がついていることもあります。
味のしみ込んだコラーゲンは絶品です。
豚の耳
豚の耳は、周りの茶色い部分はコラーゲンで少し柔らかめ、白い部分はコリコリしています。
沖縄のミミガーと似ていますが、もっとしっかりとした食感で味付けも違います。
味付けは醤油系の味付けで、ミミガーのようなさっぱりした酸味はありません。
ミミガーのようなコリコリした食感が好きな方は是非食べてみてください。
手羽先ですが、よくある揚げたものでなくこちらもタレで煮込んだものになります。
珍味が多いお店ですがこのような普通のお肉もあります。
味付けは基本どれも同じで、他にも味付け卵や豚のしっぽもあります。
また付け合わせでは醤油に刻んだニンニクが浸けられたものが提供され、全ての料理をこのニンニク醤油に浸けていただきます。
珍味亭は一件目向き?
ここまで見ていただいた通り珍味亭は珍味がメインですので、珍味をあてにお酒をいただくというスタイルです。
またお客さんの回転も結構早いので、早めの時間から一杯さくっと行きたい時におすすめです。
もちろん、珍味以外にもメニューはあります。
ご飯ものは唯一「米粉(ビーフン)」があります。
本場台湾でもビーフンは主食としてとても人気でいろいろなお店ですが、珍味亭のビーフンも非常においしいです。
常連さんを見ていると、最初にセロリを注文して口直しにしている人が多いようでした。
一通り珍味を頂いたらビーフンで締め、二軒目に向かうのがいいかと思います。
珍味亭は本場台湾の味?
この雰囲気で名前が「珍味亭」だと、正直なかなか入りづらいという方もいらっしゃると思います。
本場台湾の味、特に匂いが苦手という方も多いので、珍味は食べてみたいけど台湾の匂いはちょっと…と気になるかもしれません。
本場の夜市はベースの八角の香りに加えて、その他食材によりいろいろなにおいがします。
その点、珍味亭は独特な香りは全くしません。
味付けもかなり日本人好みだと思います。
店主は本場台湾の方で現在2代目です。
日本のこともよくご存知で恐らく日本人の好みもよくわかっているのでしょう。
台湾のノスタルジックな雰囲気を、日本人好みの味付けでお手軽に味わえます。
まとめ:珍味亭は台湾のディープな雰囲気が好きな人向け
今回は隠れ飲兵衛の街「西荻窪」にひっそりとたたずむ名店「珍味亭」さんのご紹介をさせていただきました。
知る人ぞ知るお店ですが、ノスタルジックな雰囲気で周囲のお店もなかなかに味があり、もしかしたら駅から珍味亭にたどり着くまでにに他のお店に吸い込まれてしまうかもしれません。
少し入りづらい感じもありますが安くてとても美味しいです。
「西荻窪」で意外に降りたことない方も多いと思うので、お酒が好きで街の雰囲気からお酒を楽しみたい方は是非行ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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